『土門拳の昭和』

お芝居に行く、というM嬢と別れ、ワタシはひとり日本橋へ移動。

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土門拳の昭和を見に、日本橋三越まで。

こちらもまずまずの混み具合。
のっけから室生寺がどどーんと。土門拳の人生後半のライフワーク。やっぱり味があるし、仏像のしーんと強い美しさが感じられる、実物を超える!写真の数々・・・、と浸る間もなく、「室生寺って奈良だっけ?行ったことないな」とか、デパートだし、カード持ってると無料で見れるみたいだし、三越だからか年齢層も高くておしゃべりがたくさんで気が散る〜、とipodを取り出して、バッハを流してみたら、あなた!自分vs 土門拳!いやー浸れる。仏像とクラシックは合うねぇ。

戦前〜戦中〜戦後、ヒロシマ、東京、横浜、横須賀、筑豊、そしてまた仏像、寺、と1枚1枚、音楽を聴きながら向き合うと、なんだか人が、生きてくるね。仏像も、動くね。
隠せない、ごまかせないものがちゃんとあって、過去は今につながってて、クラシックなんてほんの300年?この仏像は1300年?なんて思いながら、じっくりじっくり観る。

文化人を撮影したものでは志賀直哉が最高にかっこよかった。国語の教科書の写真と全然違った。「白樺派」だよね。

貧しい日本、汚い日本、痛み、かっこつけ、元気、強さ、美しさがびんびん伝わってくる写真がたくさんだ。
なんだかんだ言っても、みんなここから這い上がって作ってきたんだなー。

知らない日本が昭和がたくさん。面白かった。
帰りに図録を買った。
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シブい!

3月8日まで。伊勢丹か、三越のカードがあれば2名まで無料。それ以外は900円也。
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Tracked from ひえのやま at 2009-03-02 13:53
タイトル : 日本橋三越 生誕100年記念写真展「土門拳の昭和」
生誕100年記念写真展「土門拳の昭和」 2月24日(火)~3月8日(日) 日本橋三越・新館7階ギャラリー  日本工房時代から1979年夏、福井に於ける最後の撮影までを年次順に追う回顧展。  展示の中核は「ヒロシマ」と「風貌」。前者は“思想の裏付けのあるリアリズム”をモットーとした報道精神と、戦中期の「文楽」辺りから露わになってきた“色彩よりも質感の表出”に重きを置く感性とが渾然一体となった傑作。もっとも傑作と言えども美しいなどと言えた代物ではなく、その凄惨さにしばしば...... more
by little-b34 | 2009-03-01 21:28 | | Trackback(1) | Comments(0)

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